子連れ長距離移動で、本気で「無事に帰ることの大切さ」を感じた夜がありました。
「子連れで長距離ドライブって実際どうなんだろう?」
1回目の旅(行きフェリー・帰り車中泊)を終え、
「子連れ長距離移動、意外といけるじゃん!」と自信をつけた私たち。
そして迎えた2回目の旅。
今回は、往復すべてクルマで移動することにしました。
行きは順調そのもの。
神奈川に着いたときには、
「やっぱりクルマが一番自由でいいよね」
なんて余裕すらありました。
でも、地獄は帰りの静岡の夜に待っていました。
【結論】子連れ長距離ドライブで学んだこと
先にまとめます。
- 車移動は自由だけどリスクもある
- 夜の高速道路トラブルは本当に怖い
- 子どもが寝ていたことが救いだった
- 人の優しさに何度も助けられた
- 何より「無事に帰ること」が一番大事
1. 夜の高速道路で突然の異変
帰り道、静岡の夜の高速道路。
突然、車の様子がおかしくなりました。
そして――
電気系統が完全に停止。
- ハザードランプもつかない
- 車内は真っ暗
- 高速道路の路肩に停車
その時、3歳の長女と1歳の次女はチャイルドシートでぐっすり眠っていました。
子どもたちが寝ていてくれたことが、唯一の救いでした。
もし起きていたら、きっとパニックになっていたと思います。
発煙筒を置かなきゃいけないのは分かっていました。
私が助手席だったので、本来なら私が外に出た方がいい状況でした。
でも怖くて体が震えてしまい、ドアを開けることができませんでした。
見かねた夫が、運転席側(道路側)から外に出て、発煙筒をつけてくれました。
申し訳ない気持ちと、
「お願いだから後ろから車が来ないで」
という思いで頭がいっぱいだったのを覚えています。
そしてついに発煙筒も終わり、
「後ろから追突されたらどうしよう」
という恐怖で、震えが止まりませんでした。
私はスマホのライトを窓から後ろに向けて照らし続けることしかできませんでした。
夫と二人、
「お願いだから早く来て…」
と祈りながら、レッカーを待ちました。
2. レッカーが到着した瞬間
しばらくして、ようやくレッカー車のライトが見えました。
「助かった…」
という安心感でいっぱいになったのを覚えています。
暗い高速道路で、誰かが来てくれたことが本当に心強くて、少しだけ緊張がほどけました。
レッカーの方は状況をすぐに理解してくれて、
そのままホテルまで送ってくれることになりました。
3. 深夜のホテル探しと、東横インの優しさ
レッカー移動で車は静岡の工場へ。
私たちは急いでホテルを探すことになりました。
夜遅い時間だったので、ホテルに電話で空きを確認すると、
「直接来てもらった方が安くなりますよ」
と言われました。
予約なしで行くのは少し不安でしたが、
もう24時前だったこともあり、
「たぶん大丈夫だろう」
と覚悟を決めて直接向かうことに。
結果、無事に泊まることができて、しかも安く済みました。
東横イン、本当にありがたかったです。
4. ホテルに着いても、まだ終わらない
ホテルに着いても、まだ安心はできませんでした。
子どもたちはチャイルドシートで眠ったまま。
私は起こさないようにそばに残り、
夫とレッカーの方が何往復もして荷物を部屋まで運んでくれました。
夜遅い時間にも関わらず、嫌な顔ひとつせず手伝ってくれたことが本当にありがたくて、
「こんなに優しくしてもらっていいのかな」
と思ったのを今でも覚えています。
5. 朝起きたら、そこはホテルだった
翌朝、娘たちの第一声は、
「え、ここどこ?」
夜の恐怖を何も知らない笑顔。
その姿にどれだけ救われたか分かりません。
東横インの朝ごはんも食べることができて、子どもたちも嬉しそうでした。
実は神奈川でも東横インに泊まっていたのですが、
ホテルによって朝食が違っていて、それも新鮮でちょっと楽しかったです。
夜は「無事に帰れるのか」と本気で不安だったのに、
朝ごはんを笑顔で食べる子どもたちを見て、少しだけ現実に戻れた気がしました。
6. アンパンマンの風船と新幹線の激闘
さあ、ここから鹿児島へ帰らなければいけません。
でも荷物は大量。
その中には、アンパンマンミュージアムで買った巨大な風船もありました。
「置いていけばラクなのに…」
と思いながらも、娘が悲しむ顔を想像して持っていくことに。
私は抱っこ紐で下の子を抱っこ。
荷物も多く、移動するだけでも一苦労でした。
新幹線では全員が座れるわけではなく、
夫は立ったままの時間も長く、本当に大変だったと思います。
駅のホーム、改札、新幹線の狭い通路。
ずっと隣には陽気なアンパンマンの風船(笑)。
今思えば、あの移動も家族みんなで乗り越えた修行だったと思います。
7. 九州に入った瞬間の安心感
静岡から福岡へ。
駅では、駅員さんが乗り継ぎを丁寧に教えてくれて、本当に助かりました。
「このルートならスムーズですよ」
と言ってもらえたことで、ようやく少し気持ちが落ち着いたのを覚えています。
福岡に着いた瞬間、
「もう九州だ…」
という安心感で、一気に力が抜けました。
疲れていたけれど、せっかくだから駅でお土産も購入。


8. 鹿児島、そして人の優しさ
鹿児島に着いた日はあいにくの雨。
タクシーの運転手さんが荷物を運んでくれて、
「もうすぐおうちだね」
と娘に優しく声をかけてくれました。
大変な旅だったけれど、
たくさんの人の優しさに助けられた旅でもありました。
まとめ|無事に帰れたことが100点満点
今は笑って話せるけれど、
あの夜の高速道路の暗さと怖さは、もう二度と経験したくありません。
それでも、家族みんなが無事だったからこそ、
「いい旅だった」
と言えるんだと思います。
もう二度と経験したくない夜だったけれど、
あの旅があったからこそ、次の移動では「別の選択」をすることになります。
その答えが、次に挑戦した「飛行機移動」でした。

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